学生時代の思い出
小さいころから、調査するのが好きでした。小学生のとき、地元の武蔵小山商店街(品川区)の全店舗を取材してマップを作ったのが、私の調査歴の第一歩。大学学部時代は社会調査実習で新宿区を取り上げ、米国大学院時代はDAS(Detroit Area Study)に参加、住民の多様性を実感。調査データを分析し、様々な「なぜ」に対する答えを考えていく作業が好きでした。
消費支出額を左右する要因の一つである〈消費意欲〉に注目し、消費者調査データを用いた実証研究を続けています。経済社会が変化する中での規定因の変化に注目し、今は、消費経験の共有、他者とのつながりという視点から〈消費意欲〉にアプローチしています。
「社会調査実習」(社会調査士課程の後期必修科目)は1年かけて1つのテーマを取り上げて調査を行い、その結果を成果報告書として刊行します。2023年度報告書で7冊目になりました。
「社会調査実習」では複数の調査手法を経験しますが、メインはアンケート調査。調査対象者宅に調査票を配布するための準備作業中です。
「社会調査実習」のテーマは〈文京区エリアスタディ〉。調査結果は、地域の方々にフィードバックします。写真は、2022年度報告会終了後に記念に撮ったものです。
日本経済新聞社の研究所にいた頃は、新聞や雑誌の特集記事や分析記事、研究論文等の執筆のほか、たくさんの調査報告書を出しました。その一部がこちら。なかでも、毎年実施した「若者調査」は画期的で面白い内容でした。
OFFの時間の中心にいるのが我が家の柴犬。左は先代犬で18歳を過ぎるまで一緒に暮らしました。右は今いるワンコ。
私が子どもの頃から続く柴犬と一緒の生活…。今いるワンコは4代目。
4頭の柴犬と付き合ってきた経験から言えるのは…、「個性の違いに驚かされます」。
小さいころから、調査するのが好きでした。小学生のとき、地元の武蔵小山商店街(品川区)の全店舗を取材してマップを作ったのが、私の調査歴の第一歩。大学学部時代は社会調査実習で新宿区を取り上げ、米国大学院時代はDAS(Detroit Area Study)に参加、住民の多様性を実感。調査データを分析し、様々な「なぜ」に対する答えを考えていく作業が好きでした。
好きなこと、楽しいと思えることを大事にしましょう。学生時代を通じて、好きなことについて知識を増やし、経験を重ねていきましょう。そうした学びを続けることが、将来の仕事にもつながります。私も子どもの頃に楽しいと思えたことをずっと続け、仕事にしてきたように思います。研究所にいた14年間にも多くの消費者調査に従事し、社会の動向について実証的に考えるクセがつきました。楽しく続けてきたことは身につきます。