PROFILE

宮岡 佳子 教授

Miyaoka Yoshiko
所属  心理学部 臨床心理学科
専攻分野  精神医学
宮岡 佳子

研究のテーマと内容

女性のメンタルヘルス、成人期発達障害

月経前症候群、更年期障害、妊娠出産など女性のメンタルヘルスに関する研究を行っています。また、精神科医として発達障害をもつ成人期の患者さんを専門外来で診療しています。どうしたら発達障害の患者さんたちが生きやすくなるかの研究も続けています。

私のON・OFF

ON担当科目の紹介

3年ゼミ(臨床心理学演習)で、挨拶、握手のロールプレイをしました。役割交代してロールプレイをすると、自分がしたことで相手がどう思うかも理解できるようになります。

3年ゼミではリーダー、コリーダー、メンバーに分かれ、人付き合いのしかたなどをテーマに、集団心理療法を行っています。プログラムを行った後にみんなでポーズをとった1枚。

「人体の構造と機能及び疾病」では人体模型を見て、触ってもらいます。これは胃の病変を示した模型。赤く丸い部分や黒い線の部分は、胃潰瘍やそれが治った痕のイメージです。

大学院ではゼミで修士論文の指導をしています。3月に1年生が企画実施して、2年生の修士論文発表会と懇親会が開かれました。宮岡ゼミの1、2年生と一緒に懇親会場にて。

OFF興味と関心

お花を植え変えました。気分もリフレッシュします。

家のすぐ近くにおいしいパン屋さんがあり、しょっちゅう買っています。写真は、練乳クリームパン、ローズマリーとチーズ入りパン、具がたくさんのサンドイッチ。

臨床心理学専攻の大学院修了生も活躍しています。東京都精神科医療地域連携事業・公開講演会で講演した修了生とお疲れ様会。医療者として対等に話ができるのは、楽しいことです。

OFFではありませんが、週1回、病院で外来診療を行っています。白衣を着ると、教員とは違ったモードになります。今日は患者さんとどんな話ができるだろうかと思いつつ。

学生時代の思い出

女子大(東京女子医科大学)出身です。女子ばかりの良さはのびのびできるところ。医学部時代、医師国家試験の勉強は正直大変でした。臨床心理学専攻の大学院2年生は3月に公認心理師の国家試験があります。国家試験の大変さ、重要さを知っているだけに、この時期は祈るような思いです。

受験生に一言

メッセージを2つ送ります。1つめは、若さとは、可能性は∞にあるということです。何もしない人は失敗しません。失敗する人は挑戦する人です。失敗を恐れず、挑戦する気持ちを大事にしてください。2つめは、自分の健康に気を配ってください。こころの健康の基礎に体の健康があります。こころが沈んでいるときは、体の調子は大丈夫か、考えてみましょう。そういう時こそ、規則正しい生活を意識して送ってください。