学生時代の思い出
建築の構造力学の授業で、先生がいつも「線素」という言葉を使うのですが、ついてゆけなさ過ぎて、イタリア映画『夏の嵐』の原題「Senso」しか浮かびませんでした。イタリア語の修得には、大学の第2外国語で学んだフランス語がとても役立ちました。『夏の嵐』の冒頭に登場するオペラハウスに憧れて、卒業設計はオペラハウスにしました。
ホテルの派生は、町の成り立ち・歴史に深く関わります。高級なホテルは、その町で最も良い立地にあり、町のランドマークとなることも。人気のリゾート地は、風景画家によって発見されたり、結核療養地から発展したりして、次々と美しいホテルが誕生してきました。ホテルの外観・内装は、当時の流行を如実に反映します。郷土色あふれるデザインであったり、あえて自国色を避けることもあります。そんなホテルの歴史を、建築・美術・文化から紐解くことをしています。
ホテル建築の歴史や観光文化の授業をします。ホテル王リッツの生まれ故郷のスイスの村で写真を撮ったら、彼の家の方角から威勢のよい虹がでてました。これはリッツの念ですか?
ホテルの広告図像の研究もします。この写真は、イタリアの観光ポスターの美術展の様子です。戦前のポスターは高価で買えませんが、古いパンフレットや絵葉書はたくさん収集しています。
春・秋・冬はオペラです。イタリアのベルカント・オペラが大好物です。グランドホテルというジャンルが好きなだけあって、フランスのグランドオペラも好きです。写真は、ミラノのスカラ座で、付属の博物館経由でリハーサルがのぞけたときのものです。
夏はオペラ祭です。忘れ去られたレアなオペラを上演してくれて、ロッシーニが泊まったホテルがあるこのドイツの温泉町の「ロッシーニ祭り」がお気に入りです。スイス・シャレー(山小屋)建築も研究しているので、このシャレー風の外観の劇場もたまりません。
建築の構造力学の授業で、先生がいつも「線素」という言葉を使うのですが、ついてゆけなさ過ぎて、イタリア映画『夏の嵐』の原題「Senso」しか浮かびませんでした。イタリア語の修得には、大学の第2外国語で学んだフランス語がとても役立ちました。『夏の嵐』の冒頭に登場するオペラハウスに憧れて、卒業設計はオペラハウスにしました。
好きなことはいくらやっても時間が足りません。学生時代の趣味が、社会人になり忙しくて長く途絶えてしまっても、一生忘れずいつかまた復活します(しました)。