PROFILE

中村 聡 教授

Nakamura Akira
所属  文学部 コミュニケーション文化学科
専攻分野  英語学、英語音声学、一般言語学
中村 聡

研究のテーマと内容

現代英語の語法研究、
英語音声教育(主に発音法)

一つ目は、Aという語のBという語への言い換えが可能な時と不可能な時に、どのようなルールが働いているかを明らかにすることです。二つ目は、日本人が英語母語話者に近い発音で話せるようになるための発音指導法の研究です。日本人が日本式英語発音から脱却するためにはどのような変革が必要なのかを社会に提案することもライフワークのひとつです。

私のON・OFF

ON担当科目の紹介

ゼミでは、ネイティヴ・スピーカーに高く評価される英語発音を身に付けます。使っている英語音声学のテキストです。

「世界英語事情」は、英語で授業をして、多様になっている現代の英語の姿を紹介しています。

「レトリック概論」は歌詞やCMや小説・詩で使われている言葉の技法を解説します。特に歌詞の分析に力を入れています。

OFF興味と関心

18歳でピアノを始めました(独学)。弾きながら歌っています。

25歳からアコーディオン始めました(最初の2年は先生に習いました)。弾きながら歌うのは、今でも難しい。

40歳過ぎてからギター始めました(独学)。弾きながら歌っています。

自動車、特にマニュアル車の運転大好きです。

学生時代の思い出

よくフラれてましたね。でも、そこから学ぶことは多かった。いろんな世代の人、いろんな職業の人、いろんな国の人と話しました(英語を話せたことが役に立ちました)。ほとんどは二度と会うことがない人でしたが、その人たちとの会話から得たものが今の私を作ったことは間違いない。コミュニケーション力も自然と磨かれました。

受験生に一言

不本意で入学した、第一志望ではない大学で、学生時代の一番の恩師ともいえる音声学の先生との出合いがありました。第一志望の有名大学に進んでいたら大学で教えることはなかったのではないかと思います。人間万事塞翁が馬の一例です。日本に大学が乱立し、跡見は現代ではマイナーな大学になりましたが、教員の教育力は、有名大学の教員と比べて劣っていることはありません。少人数教育を受けたい人はぜひ受験を検討ください。