PROFILE

山本 博一 教授

Yamamoto Hirokazu
所属  文学部 現代文化表現学科
専攻分野  デザイン文化
山本 博一

研究のテーマと内容

生活をつくるモノと空間のデザイン

モノや空間のデザインは社会や技術に関わりをもち、地域や時代によって造形が異なっています。それらの造形には用途や機能以外の「価値」があらわれており、このことにも注目しています。豊かな生活を創っていきたいという思いをもって研究に取り組んでいます。

私のON・OFF

ON担当科目の紹介

ゼミでは「身近なデザイン」をテーマに演習をおこなっています。2023年は「生花店」、2024年は「茗荷谷駅」を対象にフィールドワークを実施してデザイン提案をまとめました。演習は学びの一環ですが、社会貢献もめざしています(写真は茗荷谷駅での授業風景)。

2023年の生花店での授業風景

OFF興味と関心

人の手がたくさん関わるモノに触れていると、なぜだか幸せを感じます。人の手でつくられた住まいや自動車、その他生活用具などをメンテナンスしながら長ーく付き合っていきたいです。

一杯のGuinnessが至福のひとときです。アイリッシュパブはアイルランドだけでなく各国の都市にあります。アイルランドの方々がたくさん集まるパブでの一杯は、特に美味しく感じます。五感で味わえる、、、という感覚です。

新座キャンパスの研究室で迎えた夜明け。忙しい時期に早朝出勤した仕事前の一瞬です。やる気を出させてくれました! 環境が人に与える影響は大きいです。

学生時代の思い出

創作経験+デザインの学び+趣味に没頭。学生時代は、課題の合間をみては舞台制作などのアルバイトに勤しんでいました。その延長線上に大学での空間デザインの学びがあったといえます。卒業研究では自動車のショールームデザインに取り組みましたが、この取り組みが今の仕事の起点になっています。

受験生に一言

大学では自分の興味に関わることをテーマに学ぶことができます。まずは、その学びを支える「高等学校での授業」を大切にし、かつ趣味などの「自分の興味」についても掘り下げていくことをお勧めします。また大学卒業が人生のゴールではありません。その先にある「夢」みたいなものでもいいので、今から大学卒業後のイメージをもっておくことも大切だと思います。