学生時代の思い出
大学生時代は移り気の早い人間でした。古墳の研究をしたいと大学に入学したものの、入学後、弥生土器に心を奪われて弥生遺跡の発掘に夢中になり、その後、太平洋戦争に関心を持つようになり、日本近現代史のゼミに入りました。結局、卒論のテーマは大正から昭和期にかけての学生運動でした。
明治末期から昭和初期にかけて活躍した理想主義・自由主義思想家に関する研究をしています。とりわけ、戦時期に軍国主義に対して果敢な戦いを展開した河合栄治郎(1891-1944)を研究しています。河合のご遺族から譲り受けた日記や書簡をはじめとする資料の整理・解読を日々行っています。
近現代日本における思想家(福沢諭吉、内村鑑三、吉野作造、石橋湛山等)を個別に取り上げて解説します。日記は貴重な歴史資料です。「河合栄治郎日記」(松井蔵)。
近現代日本における人物(思想家・政治家・作家等)や出来事を取り上げて報告や議論を行います。手紙も貴重な資料です。「河合栄治郎宛芥川龍之介書簡」(松井蔵)。
明治・大正期における対外戦争(日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦等)を解説します。日清戦争時に戦況を詳しく伝えた画報『日清戦争実記』(松井蔵)。
日本は唯一の被爆国です。なぜ日本はアメリカを相手とする無謀な戦争(アジア・太平洋戦争)に突入し、4年間も戦い続けて多くの犠牲者を出してしまったのかを解説します。
2022年に元気一杯のやんちゃな保護した猫を我が家で引き取りました。猫を飼うのは人生初の体験でしたが、日々心を癒してもらっています。戯れるのが至福の時です。
精神的に行き詰まった時は、大学時代を過ごした京都に行きます。青春時代の良き想い出が京都の至るところに詰まっています。リフレッシュするのに最適な場所です。
授業の合間がある時は、文京キャンパス周辺の史跡をよく散策します。漱石、小泉八雲、竹久夢二をはじめとする近現代の著名人が眠る雑司ヶ谷霊園もその一つです。
小学校2年生の時に家族旅行で長野県の松本城に行ってから、お城と日本史が大好きになりました。お城めぐりは、今でも大切な趣味の一つです。
大学生時代は移り気の早い人間でした。古墳の研究をしたいと大学に入学したものの、入学後、弥生土器に心を奪われて弥生遺跡の発掘に夢中になり、その後、太平洋戦争に関心を持つようになり、日本近現代史のゼミに入りました。結局、卒論のテーマは大正から昭和期にかけての学生運動でした。
どうか他人の目を気にすることなく自分の好きなものを素直に追いかけていってください。そこから道は大きく切り開かれていくと思います。好きなものがまだ見つかっていない人は、大学に入ってから、ご自身が全力で立ち向かっていくに足る素敵なものをぜひ見つけてください。大学は多くの素敵な出会いを提供してくれる場ですから。