PROFILE

栗田 秀法 教授

Kurita Hidenori
所属  文学部 人文学科
専攻分野  西洋近代美術史、博物館学
栗田 秀法

研究のテーマと内容

世紀転換期の西欧美術、
美術アカデミー

19世紀後半から20世紀前半にかけての西欧美術の革新の試み(ジャポニスム、ボナール、クリムトなど)、美術アカデミーにおいて確立した「歴史画」の伝統と変容(プッサン、ダヴィッドなど)、日本の近現代版画史、鑑賞教育(対話型鑑賞など)。

私のON・OFF

ON担当科目の紹介

アーティゾン美術館で対話型鑑賞を行うゼミ生。

学内博物館実習で対話型鑑賞を行う受講生。

学芸員時代、30代半ばの元気みなぎる頃に担当した展覧会(没後50年ボナール展)の図録。

知命の頃に刊行したライフワークについての単著。刊行後、学位論文として認めてもらいました。

OFF興味と関心

2023年に研究室で朝日新聞から国立科学博物館のクラウドファンディングについて取材を受けた際の写真

博物館学の教科書(編著)

博物館学の教科書(編著)

懇意にしている画廊さんでの一コマ

懇意にしている画廊さんでの一コマ

若手現代版画家たちのトークイベントの一コマ

若手現代版画家たちのトークイベントの一コマ

学生時代の思い出

美術史学の魅力に目覚めました。卒論の対象を決める最中にたまたま出合った、17世紀フランスの画家プッサンについてのある学者の本に引き付けられました。一般向けでありながら、知的好奇心をそそり、絵を読み解く面白さを教えてくれるもので、生涯の研究テーマの一つになっています。

受験生に一言

美術鑑賞で各自のまなざしや思いを共有し合う楽しさ、作品の謎を読み解く醍醐味などを皆さんと一緒に楽しく体感できる日を楽しみにしています。