面接官 学生 選考の初期段階(1次面接)で行われることが多い。2~6名程度の学生 に対して 2~3名の面接官が対応する。 他の学生との「比較」により礼儀・マナー(第一印象)、自主性、積極性、 表現力等がチェックされる。 1人の割り当て時間は短いので、簡潔かつ「自分らしさ」をアピールする ことが必要。人の話にも耳を傾けよう。 論理的な思考力、コミュニケーション能力のほかに、集団内での役割の遂 行力も注目される。与えられたテーマについて30~60分の制限時間内で議 論する。結論の良し悪しでなく「過程」が評価の対象となる。 全員の「協力」の意識が最も重要。ディスカッションの基本は、意見を交 わすこと。まず全員の目線を合わせ、議論の進め方を共有することが大切。 発言時間の目安を立て、自分の持ち時間を考えること。無言、独演、固執、 知ったかぶり等は、要注意。 学生1名に面接官が質問するタイプ。 面接官は、1~3名、20~30分程度の時間をかける場合がある。 能力、人間性、将来性を様々な角度から質問され、評価される。面接官に はいろいろなタイプがいる。圧迫されるような質問を受けても、感情的に ならず、質問の意図を汲みとり対処することが大事。特に選考の最終段階 では、志望動機を明確にして熱意をしっかり伝えること。 面接を実施しない企業はまずない。面接の評価によって合否が決定されるケースが多いので、 十分な準備が必要である。素直な自分をのびやかに表現した時、人と人との間に交流が生まれ る。面接もまた、面接官とのコミュニケーションの場である。できるだけ飾らない自然体で、 さわやかに自己表現しよう。 ◆面接時の注意点 1.グループ面接 2. グループディスカッション 3.個人面接 無断欠席は絶対にダメ。企業に対して最も失礼。必ず事前に連絡を入れる。 立地条件や交通事情、アクシデントなどを考慮し、余裕を持って行動すること。 万一遅れそうな場合は、できるだけ早く連絡を入れ、指示を待つ。 会場に入ったら電源は切っておこう。控室でのメールなどは避ける。 他の受験生と控室でのおしゃべりは不要。互いに軽く会釈する程度で良い。 名前を呼ばれたら、はっきりと返事をする。入退出時には、「失礼いたします」 の挨拶を忘れないこと(黙って会釈だけは NG)。 相手と視線を合わせ笑顔で相槌を打ったり、返事をすることがポイント。 1.欠 席 2.遅 刻 3.携帯電話 4.待ち時間 6.態 度 5.返事と挨拶 ◆面接の種類 面接試験について 47 PLACEMENT GUIDE
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