エントリーシートは、多くの企業が導入しており、従来の履歴書にある要素に会社独自の内容 を加えた質問が多くみられる。 エントリーシートの審査が一次選考という企業も少なくないので、作成ポイントをしっかり押 さえておきたい。使用される場面は次の通り。 ※最近は、自己PR動画の提出を求められることがある。 志望の度合いや基礎能力、価値観や人物像 などの判断材料としている。 ここで不合格になると、二次選考や面接に 進めなくなる。 ①書類選考（一次選考） エントリーシートを元にさまざまな質問を されるので、必ずコピーを取っておき面接 の前に内容確認することが大事。 ②面接時の資料 ◆エントリーシートで何を見られるのか？ 入社意欲 1 仕事に対する適性 2 〈例〉「志望動機は何ですか？」「どのような仕事をしたいですか？」 志望理由に業界について書く人もいるが、同業界なら他社でもよいのかと判断されるこ とがある。なぜこの企業なのかと明確にわかるように記入すること。 〈例〉「ご自身のセールスポイントを具体的な理由をあげて語ってください」 自分のセールスポイントをどのように仕事の中で活かせると考えているかが大事。 明快で具体的な理由を書くことがポイント。 性格や人柄が社風に合っているか 3 〈例〉「学生時代に最も力を注いだことは何ですか?」 「何に力を注いだか」「なぜそれをやり、どのように成長したか」が問われている。 学生時代に頑張ったことを通して、自分の魅力や企業に対する適性をアピールする。 ◆記入のポイント 見やすく読みやすい文章 1 仕事をすることを意識する 2 文章が乱雑、空欄が多すぎるなど読む気が起こらないエントリーシートは、最初から読 まれない可能性がある。 自分がその企業で働くことをイメージして、能力・特性をいかに活かせるかアピールする。 丁寧に記入する 3 字が下手でも、丁寧に書くことで熱意を伝えることが大事。 個性を出し印象づける 4 フリースペースなどは、個性をアピールするチャンス。しっかり書き込むこと。 提出するエントリーシートはコピーをとる 5 会社別にファイルし、面接前に読み直しておく。 エントリーシートの書き方 24 PLACEMENT GUIDE 42
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