企業選びの条件は人によって違うが、規模や知名度にとらわれすぎて自分の可能性を狭めるこ とがないように注意。早い時期からインターネットや新聞・書籍などを利用して多角的に情報 収集すること。 ◆インターネット等の活用 ■ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) 最近は就職活動で、TwitterやFacebookなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) を活用する動きが増えてきた。就職活動においてSNSを使うことは、簡単に同じ目的意識を 持つ仲間同士と情報交換できる利点がある。しかし一方で、多数の人々や人事担当者などに も見られていることを忘れないように。自分の発言や発信には十分注意すること(企業や個人 の誹謗・中傷になっていないか内容を確認)。軽率な発言が自分に跳ね返ってくる可能性があ ることも意識して活用しよう。 SNSとうまく付き合うポイント ①節度あるコミュニケーションを心がける。②コミュニケーションは記録 に残ることを忘れない。③個人が特定できる投稿はしない。SNSはあくま でも道具であり、一手段である。以上のことからSNSに頼り過ぎず、実際に 「人」と会ってコミュニケーションをとることの大事さを自覚して欲しい。 ■企業のホームページ(HP) 企業のHPは、採用情報や会社概要の他、商品情報などを研究できる。説明会やセミナーなどの 受付やエントリーも行っているので、志望企業のHPは必ずチェックしておくこと。ただし、HP から得られる情報は企業のPRが中心的なので、OG訪問など実際に働く側の情報収集も大事。 ■就職課で管理している情報 ①求人票 本学に届いた求人票は求人NAVIで検索する ことができる。 ②OG情報 「個人情報保護法」により、情報提供可のOG 情報は閲覧可能。就職課に相談すること。 ③年度別内定報告書 内定の決まった先輩の活動報告をまとめた もの。就活スケジュールや面接で聞かれた ことなども掲載。 人事担当者による説明で、会社概要や待遇 など直接知ることができる。説明会は選考 への第一歩。ネット上での事前予約は必須 となっている。 ■会社説明会・セミナー 就職活動前に「就業体験」をして自分の適性 や業界を知ることも貴重な体験。 ■インターンシップ 新聞を読む習慣をつけ、経済・政治・国際 ニュースなどを知り、常に社会の 動き、特に志望業界の動向を把握 しておくことが大事。 ■新聞 就職活動に関する書籍は多数発刊されてい る。就活生のための『就職四季報』は、採用 に関するデータや給与・離職率なども掲載 されている。『就職四季報 女子版』もある。 ■書籍・情報誌 最近の就職活動は「情報戦」ともいわれるように、情報収集は重要なポイントになっている。 業界研究はもちろん、エントリーもWebが利用され、インターネットは情報収集の主要なツー ルである。 ◆企業情報の収集 企業情報の収集とインターネット等の活用 13 PLACEMENT GUIDE 26
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