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企画展「跡見家の女性たち教育・画・書」展のお知らせ

2016年3月15日

2016年3月14日(月)より5月29日(日)まで、企画展「跡見家の女性たち教育・画・書」展を開催いたします。今回の企画では、跡見家の女性三人、跡見花蹊、跡見李子、跡見玉枝の作品や活動をご紹介します。
学祖跡見花蹊は明治8(1875)年には東京・神田中猿楽町(現在の東京都千代田区)に本学の前身「跡見女学校」を開校しました。子女80名余が入学し、国語、漢文、算術、習字、絵画、裁縫、琴曲、点茶、挿花の9科目でスタートしました。花蹊は絵画習字を担当し、手本を全生徒に与えることによって師と生徒を繋ぎ、美術教育を通じて豊かな人格形成を目指しました。花蹊は大正8(1919)年、80歳の高齢のため校長職を辞し、養嗣子李子に職を譲りました。
校長李子は大正12年(1923)5月10日、欧米の女子教育事情視察の途につき、欧州の文化の違い、教育環境の差や女学校が積極的な役割を果たしていることを痛感しました。昭和7 (1932)年 には柳町から大塚町への学校移転という大事業を行い、昭和21(1946)年戦後の混乱期のなか高等女学校専攻科設立を決断し、短期大学設立のための基礎を築きました。
跡見玉枝は花蹊の従妹にあたり、少女時代に花蹊の許に身を寄せた一時期がありました。花蹊について四条派を学び、のち長谷川玉峰,望月玉泉の門下になり、宮崎玉緒に桜花画を学びました。また、「跡見学校」や共立女子職業学校(現在の共立女子大学)で教鞭をとりました。 
花蹊、玉枝は画を、李子は書と欧米女子教育視察関連の資料を今回ご紹介します。この機会にぜひご高覧ください。

企画展
「跡見家の女性たち教育・画・書」展
・場所:跡見学園女子大学花蹊記念資料館 展示室1・2(新座キャンパス2号館1階)
・会期:2016年3月14日(月)~5月29日(日)
・休館日:日曜・祝日 
※3月18日(金)・3月19日(土)は大学行事のため休館/5月3日(火)・5月29日(日)は開館
・開館時間:午前9時30分~午後4時30分
・入館無料

 

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