大学開学50周年特別展示Ⅲ「花蹊の芸術性　画手本の世界」展のお知らせ

2015年9月24日（木）より11月7日（土）まで、大学開学50周年特別展示Ⅲ・企画展「花蹊の芸術性　画手本の世界」展を開催いたします。

特別展示Ⅱに引き続き、跡見花蹊が生徒に与えていた絵の教科書「画手本」「画苑」の展示をしています。花蹊は、はじめ直筆の手本を全生徒に与えており、やがて生徒数の増加に伴い版本を与えるようになりました。生徒たちはこの手本で日々絵画の基礎を学び、卒業する頃には表現力が備わり、日々の生活の中でその感性を発揮することができるようになりました。画手本は師と生徒を繋ぎ、人と人の絆を大切にすることを学びました。花蹊の教育の心をご覧ください。

その他、「跡見学校と清国の交流」や花蹊の遺品の中にあった37冊の小さな手帳類の中から数点を選び、展示しています。花蹊が常に携帯し書きつけていた「何でもメモ帳」です。その内容は、日記、ノート類や控え類、風景や旅のスケッチなどをはじめ英単語や会話の文例を書いたものもあり、花蹊の日常を知ることができ興味深いものです。花蹊記念資料館として初公開になります。

また、「秋草図屏風」や「秋虫瓜蔬図」をはじめ、花蹊の名品といわれている作品も多く展示いたしました。作品を通して花蹊の多彩な姿をご紹介します。この機会にぜひご高覧ください。

企画展

大学開学50周年特別展示Ⅲ　「花蹊の芸術性　画手本の世界」展

・場所：跡見学園女子大学花蹊記念資料館　展示室１・２（新座キャンパス2号館１階）

・会期：2015年9月24日(木)～11月7日(土)

・休館日：日曜・祝日　10月24日（土）は創立50周年記念式典のため休館　

　　　　　　※ただし、10月4日（日）・10月12日(月)・11月1日（日）は開館

・開館時間：午前9時30分～午後4時30分

・入館無料