心理学部 臨床心理学科 阿部ゼミ
新時代の多様なフィールドで求められる「こころの専門家」を育てる臨床心理学科。その中で、老老介護、認知症、孤独死など、現代日本の高齢者が抱えるさまざまな問題を学び、その心理療法やアセスメントを実践形式で体験します。3年生では、認知症の患者さんと家族の心理、認知症スクリーテストや回想法、傾聴ワークなどの実践と論文講読(認知症、高齢者対象の心理療法、介護家族の心理)を行います。4年生では、認知症サポーターの心得、音楽療法の理論と実践、そして卒業論文を執筆します。
卒業論文では、介護予防体操への参加をきっかけに「参加意欲と着席行動の変化」に興味を持ち、「着席行動と授業の参加意欲の関係」
という論文を執筆する学生もいましたし、「ADHD女性への対応策と発達障害の症状のイメージ調査」を先輩から後輩へと引き継ぎ、研究を広げ、深めながら執筆する学生もいました。
また、健康な高齢者の方々とかかわり、視線を合わせてコミュニケーションをとることの大切さを体験することも目標のひとつ。週に1回、文京区と跡見の連携事業に参加させていただき、介護予防体操、認知症予防ゲームなどを通して高齢者の方とふれあいながら学んでいます。実習科目が豊富なこのゼミで、自分がやりたいことを見出していただきたいと思います。
新時代の多様なフィールドで求められる「こころの専門家」を育てる臨床心理学科。その中で、老老介護、認知症、孤独死など、現代日本の高齢者が抱えるさまざまな問題を学び、その心理療法やアセスメントを実践形式で体験します。3年生では、認知症の患者さんと家族の心理、認知症スクリーテストや回想法、傾聴ワークなどの実践と論文講読(認知症、高齢者対象の心理療法、介護家族の心理)を行います。4年生では、認知症サポーターの心得、音楽療法の理論と実践、そして卒業論文を執筆します。
卒業論文では、介護予防体操への参加をきっかけに「参加意欲と着席行動の変化」に興味を持ち、「着席行動と授業の参加意欲の関係」という論文を執筆する学生もいましたし、「ADHD女性への対応策と発達障害の症状のイメージ調査」を先輩から後輩へと引き継ぎ、研究を広げ、深めながら執筆する学生もいました。また、健康な高齢者の方々とかかわり、視線を合わせてコミュニケーションをとることの大切さを体験することも目標のひとつ。週に1回、文京区と跡見の連携事業に参加させていただき、介護予防体操、認知症予防ゲームなどを通して高齢者の方とふれあいながら学んでいます。実習科目が豊富なこのゼミで、自分がやりたいことを見出していただきたいと思います。
ゼミで学べることは?
在宅介護の家族など、援助する側の心理についての理論と対応方法を、文献と実践の両面から学ぶことができます。
ゼミの特徴、雰囲気は?
週に1回1コマ、文京区と跡見の連携事業に参加させていただき、健康な高齢者の方々と遊びながらふれあう実習を行っています。
求める学生像は?
他人の言葉に素直に耳を傾けることができる人。知的好奇心が旺盛で、自分から動くことを厭わない人が向いていると思います。
受験生へのメッセージ
支援する時に、相手の言動が大きく変化しなくても、人間の心と心は繋がっていることを感じ取れるようになってほしいと思います。
阿部 洋子 教授
学生時代にチェロを始めて、弦楽四重奏やバロックの管弦楽など編成の小さい演奏に熱中。大学に勤務してからは、学生の管弦楽団の顧問を経験し、夏合宿・春合宿に付き添い、朝から晩まで音楽漬け。安い合宿所は周囲にコンビニもなく、大変でした。
先生はどんな方?
とてもマイペースですが、親身に相談に乗ってくださる優しい先生です。青い髪の毛がトレードマークです?
印象深い活動は?
文京区との連携事業で行った学生主催のレクリエーションです。高齢者の方々が楽しんでくださったことが印象に残っています。
ゼミの面白い点は?
自分の経験から理解できる子どもや成人の心理に比べて、将来経験する高齢者の心理学は、未知の世界でとても面白いです。
ゼミの志望理由は?
高齢化が進む今、高齢者やそのご家族の立場に立った心理学は、今後自分の人生に生かすことができると考えたからです。
A.Kさん
体育会ラクロス部に所属しています。夏に行われるリーグ戦に向けて、最高の仲間と共に日々練習に励んでいます。他大学との交流も多いので、沢山の友人ができるのも魅力の一つです。