学部・大学院

文学部 現代文化表現学科

「創造・提供・批評」できる力を持つ次代の文化を支える人材を育てます

文化研究における重要な学問領域のひとつである文化表現は、時代の文化を表現するパフォーマンスやコンテンツの総称でもあります。現代文化表現学科では現代社会で生み出されるカルチャーやエンタテインメントといった文化表現を中心に研究します。映画、ポピュラー音楽、舞台芸術、ファッション、現代文学、マンガ、アニメ等、私たちの身近で日々生まれる幅広い文化表現を学ぶことにより、「創る」「提供する」「批評する」ための実践能力を備えた人材を育成します。

学科の特色

多彩な視点を育む各論科目と最新テーマを研究する特殊講義

カリキュラムでは、映画・映像、舞台芸術、写真、ファッション、ポピュラー音楽、現代文学等、現代における文化表現の主要ジャンルを網羅。各論科目ではそれぞれの歴史や現状、表現方法の理論を、特殊講義では「現代文学・ポピュラーカルチャー」「都市・社会」「メディア・アート」「身体・モード」の4つの最新テーマを学ぶことができます。進路別の2つの履修モデルから、多様な現代文化表現を理論的・批評的に考察する力を身につけます。

  • 【エディターコース】
    モード・音楽雑誌等の編集者・ライターとして、現代の文化表現の動向を捉え、広く世に流通させる力を養います。
  • 【プロデューサーコース】
    映画・演劇等エンタテインメント業の制作・広報スタッフとして、現代の文化表現の生産に貢献できる力を養います。

実践スキルが身につき、理解が深まる実践科目

「映像メディア」「デジタル表現」「現代デザイン」「パフォーマンス」という、現代文化表現を代表する4分野の基礎的技術を習得できる実習科目で、文化創造の実際を体感。理論だけでなく作品を実際に制作することで、自分の進路に向けた実践スキルを身につけ、また、文化表現に対する理解を深めます。

必要不可欠な「書く力」を実践的に学ぶ

あらゆる現代文化表現の「創造・提供・批評」に必要不可欠な「書く力」。「広告・広報」「編集・ジャーナリズム」「ウェブ・DTP」の3業種で分類した特殊演習科目によって、実践的なライティング・スキルを学んでいきます。

研究成果を形にする卒業研究

3,4年次では、7つの専門領域から演習科目を選択。幅広い文化表現から自分の専門分野を選び、研究テーマに沿って卒業論文や卒業制作に取り組みます。2年間をかけ、じっくりと専門分野を探求した成果を、学びの集大成として表現します。

【 7つの領域】
現代テキスト表現/文化の社会学/映像表現/コンピューターと現代文化/現代音楽文化/パフォーマンス/モード文化

目指せる仕事・資格

  • クリエイター
  • エディター
  • ジャーナリスト
    (映画、音楽、マンガ、アニメーション、ファッション、舞台芸能、美容、広告、雑誌業界等)

[取得可能な資格]

  • 司書

授業内容の紹介

サイボーグ的身体表現と身体のサイボーグ的状況

現代文化表現学特殊講義(身体・モード)

【横山太郎 准教授】

SFの世界の存在であったサイボーグが、近年のテクノロジーの進展によって現実の存在として社会の中に現れつつあります。この授業では、様々なジャンル(小説、映画、舞台、現代アート、マンガ等)においてサイボーグがどのように描かれてきたのかを分析したうえで、そうしたサイボーグ的身体の表現と、私たちが生きる現実の身体が置かれたサイボーグ的状況との間に、どのような関係があるのかを考察します。

「研究する」とは何かを体験で学ぶ

現代文化表現学研究入門B

【富川淳子 教授】

この授業は、3年次から始まる専門分野の本格的研究に備えて基礎能力をつけるための2年次の必修科目です。複数の分野から、自分の興味・関心に応じて春学期・秋学期にそれぞれ1分野を選択します。例えば「ファッションメディア研究入門」では、ファッションメディアの中核であるファッション誌およびその主要コンテンツの分析を通じて、研究とは一体どんなことなのかを、文献探しや論文の書き方を実際に体験しながら学んでいきます。

マンガやアニメを研究すると、人と時代が見えてくる

現代文化表現学演習Ⅰ(現代テキスト表現)

【大塚博 教授】

取り上げるのはマンガ・アニメ・絵本・現代文学などの現代テキスト表現。学生たちが数人のグループに分かれ、マンガやアニメ作品を研究し、資料を作り、発表します。発表を聞いて、受講者全員で意見交換します。そうして作品を深めていけば、はじめは見えなかったものが次々と見えてきます。人と時代が見えてくるのです。この経験、蓄えた力が、現代文化表現学演習Ⅱでは、卒業論文の完成に大いに活かされることでしょう。

履修モデル

エディターコース

モード・音楽雑誌等の編集者・ライターとして、現代の文化表現の動向を捉え、広く世に流通させる力を養います。

  • 必修科目
  • 選択科目
1年 2年 3年 4年
総論・各論
  • 文化表現基礎論
  • 現代文学概論
  • 現代メディア論
  • ポピュラーカルチャー概論
  • 現代文化表現史
  • 文化表現の倫理
  • 写真論
  • ファッション文化論
  • 消費社会論
  • 現代アート論
  • コマーシャル表現論
  • ポピュラー音楽論
特殊講義
  • 現代文化表現学特殊講義
研究入門・
演習
  • 現代文化表現学研究入門A
  • 現代文化表現学研究入門B
  • 現代文化表現学演習 I(現代音楽文化)/(モード文化)
  • 現代文化表現学演習 II(現代音楽文化)/(モード文化)(卒業論文・卒業研究を含む)
基礎実習・
特殊演習・
実習
  • デジタル表現基礎実習
  • ライティング特殊演習(編集・ジャーナリズム)
  • ライティング特殊演習(ウェブ・DTP)
  • デジタル表現実習
自学科専門・
文学部共通専門・
他学科専門・
他学部専門
  • 文化創造論
  • 現代社会と文化表現
  • 文化記号論
  • マスコミュニケーション論
  • 文化批評
  • 女性と文化表現
  • デザイン文化論
  • 現代文化表現学特殊講義
  • ビジネスコミュニケーション論
  • マスコミ言語論
  • メディア芸術産業論

カリキュラム表

前期課程

科目区分 修得要件 授業科目
総論 必修4単位を含む8単位以上 文化表現基礎論[2]
現代文学概論[2]
文化創造論[2]
現代メディア論[2]
身体表現論[2]
現代社会と文化表現[2]
ポピュラーカルチャー概論[2]
研究入門 4単位 現代文化表現学研究入門A[2]
現代文化表現学研究入門B[2]
基礎実習 選択 映像メディア基礎実習[1]
デジタル表現基礎実習[1]
現代デザイン基礎実習[1]
パフォーマンス基礎実習[1]
文学部共通
専門科目
選択 文芸創作論[2]
レトリック概論[2]
言語学概論[2]
芸術論[2]
造形論[2]
色彩論[2]
装いの心理学[2]
化粧の心理学[2]
教育相談及びカウンセリング[2]
教育の方法及び技術の研究[2]
生徒指導及び進路指導[2]
図書館概論[2]
合計 20単位以上

後期課程

科目区分 修得要件 授業科目
各論 16単位以上 現代文化表現史[2]
文化表現の倫理[2]
文化表現とテクノロジー[2]
現代言語表現論[2]
文化創造における伝統と現代[2]
文化批評[2]
写真論[2]
女性と文化表現[2]
消費社会論[2]
映像芸術論[2]
ファッション文化論[2]
現代アート論[2]
デザイン文化論[2]
スポーツ文化論[2]
マンガ・アニメーション論[2]
舞台芸術論[2]
コマーシャル表現論[2]
現代建築文化論[2]
デジタル表現論[2]
ポピュラー音楽論[2]
特殊講義 6単位以上 現代文化表現学特殊講義(現代文学・ポピュラーカルチャー)[2]
現代文化表現学特殊講義(都市・社会)[2]
現代文化表現学特殊講義(メディア・アート)[2]
現代文化表現学特殊講義(身体・モード)[2]
特殊演習 4単位以上 ライティング特殊演習(広告・広報)[1]
ライティング特殊演習(編集・ジャーナリズム)[1]
ライティング特殊演習(ウェブ・DTP)[1]
実習 映像メディア実習[1]
デジタル表現実習[1]
現代デザイン実習[1]
パフォーマンス実習[1]
演習 6単位 現代文化表現学演習Ⅰ(現代テキスト表現)[2]
現代文化表現学演習Ⅰ(文化の社会学)[2]
現代文化表現学演習Ⅰ(映像表現) [2]
現代文化表現学演習Ⅰ(コンピューターと現代文化) [2]
現代文化表現学演習Ⅰ(現代音楽文化)[2]
現代文化表現学演習Ⅰ(パフォーマンス)[2]
現代文化表現学演習Ⅰ(モード文化)[2]
現代文化表現学演習Ⅱ(現代テキスト表現) [2]
現代文化表現学演習Ⅱ(文化の社会学)[2]
現代文化表現学演習Ⅱ(映像表現)[2]
現代文化表現学演習Ⅱ(コンピューターと現代文化)[2]
現代文化表現学演習Ⅱ(現代音楽文化)[2]
現代文化表現学演習Ⅱ(パフォーマンス)[2]
現代文化表現学演習Ⅱ(モード文化)[2]
文学部共通
専門科目
選択 演劇論[2]
言語哲学[2]
朗読法[2]
非言語コミュニケーション論[2]
コミュニケーション心理学[2]
情報文化史[2]
色彩象徴論[2]
図書及び図書館史[2]
情報検索演習[1]
合計 46単位以上
合計修得単位数 66単位以上