 |
 |
「あなたが好きなサクラの品種は?」と問われると「好きな品種は‘八重桜’です。」という言葉を耳にします。しかし、「八重桜」という品種は存在しません。一般に「八重桜」といった場合‘カンザン’や‘フゲンゾウ’等のサトザクラの特定の園芸品種を指すことや、サトザクラ類の総称として使われることが多いようです。本学構内に植えられている八重咲きのサクラにはすべて品種名が書かれた樹名板がつけられています。樹名板やこのパンフレットを参考にしながら、正しい品種名を覚えてみませんか?きっと構内のサクラに対する愛着が増すこと請け合いです。
|
 |
 |
 |
 |
 |
44,165 |
 |
| 緑色の花が咲く珍しいサクラとして有名な品種で、江戸時代以前から栽培されています。品種名は天皇が召される「御衣」の色に花色をなぞらえたものです。花の終わりに赤い線が目立ちます。江戸時代に博物学者シーボルトが持ち帰った標本が、日本に現存します。 |
 |
 |
 |
 |
 |
31,66,106,117,145 |
 |
| 花弁は淡紅色でフリルが目立ち、花が集まって咲く傾向が強く華麗なイメージのある品種です。‘アズマニシキ’(東錦)や‘ヤエベニトラノオ’(八重紅虎の尾)などの非常によく似た品種が多く知られていますが、これらは全て同一物と考えられます。 |
 |
 |
 |
 |
 |
6,13 |
 |
| 京都の平野神社境内にある原木から増殖された品種です。花弁はひだが目立ちごく淡い紅色で、若葉の紅茶色との対比が美しいのが特徴です。萼筒が暗紅紫色でしわが著しく目立つことも特徴的です。品種名は「たおやかでしなやかな女性」を意味します。 |
 |
 |
 |
 |
 |
140 |
 |
| 関東地方で多く栽培される品種です。花の中心部は白色で、外側に向かって淡い紅色になります。また、花弁の先には細かい切れ込みが多く、カーネーションの花を思わせます。品種名‘Superba’は「優美な」という意味で、上品で美しいサクラです。 |
 |
 |
 |
 |
 |
77 |
 |
| 全国で一般的に栽培されるサトザクラのひとつで、暗めの淡紅色の花色が独特の印象を与える品種です。雌しべは普通2個の細い葉に変化しており、品種名はこの雌しべを普賢菩薩が乗る象の鼻に見立てたものといわれます。花は「桜湯」にも利用されます。 |
 |
 |
 |
 |
 |
36,83,130,164 |
 |
| わずかに紅色を帯びた花と、紅茶色の若葉とのコントラストがヤマザクラと同様、雅びやかなサクラです。花は一重で花弁は5枚であるのが普通ですが、6〜7枚のものも混ざります。花弁はほぼ円形で大きくふくよかで、萼片に細かい鋸歯があるのが特徴です。 |
 |
 |
 |
 |
 |
68,166 |
 |
| 淡黄色の花が咲く珍しいサクラとして有名な品種で、江戸時代以前から栽培されています。品種名は花色をショウガ科のウコンの根で染めた黄色になぞらえたものです。花は咲き進むにしたがって中心部から紅色に変化します。欧米でも人気がある品種です。 |
 |
 |
 |
 |
 |
100 |
 |
| 花はほぼ白色で一重咲き、サトザクラとしては小型で地味ですが、花がたくさん咲き枝が弓なりに垂れるため、遠目にはこぼれる花の滝のように見える優美なサクラです。サトザクラとしては早咲きでソメイヨシノの満開の直後に見頃となります。 |
|
 |